ホルモンに合った生活を

健康な女性の体は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌によって規則的な変化を繰り返しています。個人差はありますが、約28日の周期でめぐってくるこの体の変化は、大きく3つの周期に分かれます。それぞれの期間の特徴を知り、上手に自分の体とつきあっていきましょう。

月経期:身体はだるく、肌も敏感になり、下痢や腰痛を起こしやすい時期です。エネルギーも血液の不足する時期なので無理をしないで、ゆっくりと体を休ませるようにしましょう。

卵胞期:月経のあと、排卵まで。エストロゲンが増えるこの時期は、エネルギーに満ち ていて心身とも好調になります。何を挑戦するにも一番いい時期です。

黄体期:排卵から月経まで。黄体ホルモンが多くなり、体温が上昇、皮膚分泌も活発になり、ニキビや肌荒れが出やすい時期です。精神的にも不安定になる時期ですので、無理なスケジュールは組まずに、余裕のある生活を心がけましょう。