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当クリニックでは、患者さま自身の事を良く知って頂くため、現在の思考だけでなく、心の奥底の声にも耳を傾け、お話を伺っていきます。
皆さん『自分の事は、自分がよく知っている。』と思いますが、自身での気が付いていない面も必ずあります、理由は脳の構造がそうなっているからです。


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脳の本当の希望は「辺縁系」にありますが、人は成長の過程でそれらを封じ込める作用をする「皮質」の働きが優位になるからです。
従来のカウンセリングは受容・共感といった、相手の話に耳を傾け、受け入れる等でしたが、不十分であることが多く、最近採用され始めたのが、「NLP―Nuero Linguistics Programming―神経の言語を用いて、自分の人生が自分が望むように、プログラミング化する」という手法です。

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NLPは認知行動療法ととに医療の現場、企業研修、学校の教員の方々、プロスポーツ選手の中で多く使用されてます。
神経の言語は、心の底に眠っている本心を聞きだし、言語化するものです。それを「メタ」といいます。それによって、自分が本当はどうしたいのか?どうなりたいのか?そのためにどうしたらよいか?かなり明確になります。
NLPではメタが明確になるように、左記のようなワークを行います。

  1. あなたは何を到達したいと望んでいますか。
  2. それを手に入ると、あなたにはどのようにそれが分かりますか。
  3. いつ、どこで、誰とあなたはそれを到達したいですか。
  4. 望んでいる目標を得ることは、どのようにあなたの人生の他の側面に影響しますか。
  5. 今あなたが望む目標を得るのを妨げているものはなんですか。
  6. あなたがすでに持っているリソース(資源)の中で何がこの目標を達成すのに役立ちますか。
  7. 目標を得るためにどんな追加のリソースが必要ですか。
  8. そこへどのように到達できるでしょうか。
  9. あなたの目標は達成する価値がありますか。

以上の項目で話を聴く事で、自身のメタが見えてきます。最後に「それはあなたに何をしてくれますか。」という最終確認をしていきます。これは様々な悩みを抱えている方に、かなり有効な方法と言えます。


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当クリニックでは皆様との会話の中で、NLPの手法を用いております。「言葉の選択一つ」でその方の考え方や、それが体に及ぼす影響はとてもとても大きいからです。
温かく受容的な人間関係の中で、自己受容と自律した歩みを目指し、問題解決の可能性を共に探ることが重要であると考えております。
私たちは知識や技術だけでなく、言葉のエチケットにも配慮して、皆様のお力になれたら幸いです。