コラム
リアラインコアで腰痛予防・姿勢改善
■ 腰の可動域とは

「腰の可動域」とは、体を前後・左右・回旋といった方向にスムーズに動かせる範囲を指します。
デスクワークの長時間化や加齢、過去の腰痛によって腰回りの筋肉や関節が硬くなると、動きが制限され、
痛みや姿勢の乱れにつながります。
この「可動域の低下」を改善することが、腰痛予防と姿勢改善の第一歩です。
■ リアラインコアとは

リアラインコアは、骨盤と腰椎の位置を正しい状態にリアライン(再整列)しながら
トレーニングを行うことができる、医療現場でも注目されている専用器具です。
ベルト型の装置を装着することで骨盤が安定し、体幹が自然に正しい位置へ導かれます。
そのため、従来のトレーニングでは得られにくい「正しい姿勢での動作学習」が可能になります。
■ 可動域が広がるメカニズム


- 骨盤の歪みの補正:骨盤と腰椎のバランスが整うことで、関節が本来の滑らかな動きを取り戻します。
- 正しい運動学習:安定した状態で繰り返しトレーニングすることで、脳と筋肉が「正しい動き方」を記憶します。
その結果、日常生活の動作も自然に改善されます。 - 筋肉バランスの調整:過剰に緊張している筋肉を緩め、使えていない筋肉を活性化することで、
全身の動きがスムーズになります。
■ 【実例】トレーニング風景とその効果
当院でも、リアラインコアを取り入れたトレーニング後に、「腰の動きが軽くなった」「前屈や後屈が楽になった」といった声を多くいただいています。
特に、
・慢性的な腰痛にお悩みの方、
・スポーツによるパフォーマンス低下を感じている方におすすめです。
リアラインコアは、再発予防・姿勢改善・運動機能の向上を目指す方にとって非常に有効なアプローチです。
それでは実際に当院の患者様がリアラインコアを使用してトレーニングを行っている様子をご覧ください。
動画では、リアラインコアを装着した状態で骨盤と腰椎の位置を安定させながら、スクワットを行っています。
正しいフォームで動作を繰り返すことで、腰の可動域が広がり、姿勢が安定していく様子が確認できます。
■ Before → After(可動域の変化)
下の動画では、リアラインコアトレーニング前後の腰の可動域(左右への側屈動作)を比較しています。
トレーニング後は、左右への動きの滑らかさと可動域の広がりが明確に確認できます。
骨盤と腰椎が正しい位置で安定することで、無理なくしなやかに動かせるようになります。
このような改善は、腰痛の再発予防や姿勢の維持に直結します。
■ 医療とトレーニングの融合
当院では、国家資格を持つ専門スタッフが、姿勢分析と身体評価をもとに個別プログラムを作成しています。単なるトレーニングではなく、医療の知見に基づいた「正しい体の使い方」を身につけることで、腰痛のない快適な毎日をサポートします。
リアラインコアにご興味のある方、腰痛や腰部に不安を感じている方、ぜひ一度リアラインコアのトレーニングを受けてみませんか?ご相談お待ちしています。