女性のための優しい治療 |月経時の不調に鍼灸という選択


月経の不調とは

鍼

生理の時期になると、次のような症状に悩まれる方が少なくありません。

  • 下腹部の痛み(生理痛)
  • 腰の重だるさ
  • 頭痛や肩こり
  • イライラ感
  • 手足の冷えやむくみ

これらの症状は、ホルモンバランスの変動や血流の滞り、自律神経の乱れによって起こることが多く、身体のリズムの乱れが影響しています。


鍼灸治療でできること

鍼

鍼灸治療では、体の状態に合わせてツボを刺激することで
血流を促し、自律神経やホルモンバランスを整える
効果が期待できます。薬に頼らず、身体の自然な回復力を引き出すアプローチです。

主な効果

  • 血流促進:骨盤周囲の循環を高め、痛みや冷えを軽減
  • 自律神経の調整:ホルモンバランスを整え、気分の不安定さを緩和
  • 筋肉の緊張緩和:腰や下腹部の張りを和らげる
  • 冷え対策:全身の巡りを整え、基礎体温の安定をサポート

よく使用されるツボの一例

鍼
  • 三陰交(さんいんこう): 足首の内側にある女性特有の不調に広く用いられるツボ。ホルモンバランスを整え、冷えや月経痛の改善に効果的です。
  • 関元(かんげん): おへその下に位置し、体力回復や冷えの改善、エネルギーの巡りを高める作用があります。
  • 足三里(あしさんり): 胃腸の働きを整え、全身の血行を良くして疲労回復を助けます。

※ツボの選び方は、体質や症状に合わせて施術者が丁寧に判断いたします。


三陰交への鍼治療について

三陰交に鍼治療
三陰交に鍼治療

三陰交は、足首の内くるぶしの上に位置し、「女性のツボ」とも呼ばれます。
このツボに鍼を行うことで、
骨盤内の血流を促進し、冷えや月経痛の軽減をサポートします。

また、ホルモンバランスの調整にも関与するため、PMS(月経前症候群)の症状緩和にも効果が期待できます。
施術は痛みの少ない細い鍼を使用し、身体に負担をかけずにリラックスした状態で受けていただけます。

初めての方でも安心して受けられるよう、体調や体質に合わせた刺激量で丁寧に行います。


まとめ

鍼

月経時の不調は、我慢せずに早めにケアすることが大切です。
鍼灸治療は、身体の内側から整える自然なアプローチで、月経に伴う痛みや不調を根本から改善へ導きます。

「毎月のつらさを少しでも軽くしたい」「冷えやむくみを改善したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。