コラム
【寝違えの新しい治療法】アストロンで首の痛みを根本から改善
寝違えとは?
朝起きたときに「首が回らない」「振り向くとズキッと痛む」——。
これがいわゆる寝違えです。

寝ている間の姿勢や枕の影響などで、首に負担がかかり、頚椎周囲の筋肉や靱帯に炎症や強いこりが生じることが原因とされています。
数日で自然に治ることもありますが、症状が強い場合や繰り返す場合には、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
従来の寝違え治療と課題
これまで一般的に行われてきた治療は、
・首や肩のマッサージや電気治療
・ストレッチや安静の指導
などが中心です。
しかしこれらは表面の筋肉やこりには効果的でも、首の奥の筋肉や靱帯には届きにくいという限界がありました。
そこで、超音波と電気刺激を組み合わせて深部までアプローチできる最新機器「アストロン」が活用されます。
アストロンとは?
アストロンは、超音波(1MHz・3MHz)、低周波・高周波の電気刺激を組み合わせて使える最新の複合治療器です。
症状に合わせて深部と表層に同時に働きかけることができるため、従来の治療では難しかった深い部分のこりや炎症にも効果を発揮します。
なぜアストロンは寝違えに効果的なのか?
1.超音波で「深部のこり」をほぐす
超音波は目に見えない振動を体内に送り込みます。
1MHz → 体の深い部分(約5cm)まで届く
3MHz → 表面に近い筋肉や靱帯に作用
この働きによって、血流を促進し、痛みのもとになる炎症物質や疲労物質を取り除く効果があります。
2.電気刺激で「痛みの信号」をコントロール
アストロンの低周波・高周波はそれぞれ特徴があります。
低周波 → 筋肉を軽く動かし血流を改善、疲労を回復
高周波 → 神経の働きを調整し、痛みの信号が脳に伝わりにくくなる
これにより、「ズキッとする痛み」を和らげることができます。
3.同時治療による相乗効果
アストロンの大きな強みは、超音波と電気を同時に使えることです。
深部のこりをほぐしながら痛みの伝達も抑えることで、
即効性、痛みの軽減、可動域(首の動かせる範囲)の改善といった効果が期待できます。
4.寝違え特有の「首を回す時の痛み」に効く
寝違えでよくあるのが「横を向くと強い痛みが出る」症状。
これは、首の奥にある小さな回旋筋(首をひねるときに使う筋肉)が固まることが原因です。

マッサージでは届きにくいこの深部筋にも、アストロンなら刺激を直接届けられるため、寝違え特有の動作痛を改善できます。